”7年前の今日です”って通知がきた

鯛の骨、所謂鯛の中のタイだ。二枚目はタイのお頭。

祖父の快気祝いだとすぐに思い出した。

高校生で、インスタを使いだしてすぐで、その日は隣町で花火を打ち上げてた。

同級生はみんな浴衣か花火の写真をインスタにあげてたのに

私はタイのお頭と骨と

食事の前に紡いだ青やピンクや紫やらの毛糸束の写真をアップして

次の日に部活の子に突っ込まれたのを思い出した

 

7年の間に高校はおろか大学も教習所も卒業した

あの時宴の主人公だった祖父は2年も前に亡くなった

私がはたちになるまえのはるだった

私が初孫だった

 

酒好きの祖父は私と酒を飲みたかったと思う

でも私は未成年者飲酒だけは絶対に嫌だった

何か知っていたのか父は二十歳目前の私によく酒を勧めた

多分ただの酒好きだと思う

私は絶対に飲まなかった

最後にはいつも祖父が父を止めてくれた

 

酒好きな祖父はかわいい孫と酒を飲みたかったと思う

それでも祖父は父を止めてくれた

 

このことを思い出すといつも泣いてしまう

 

この前も新快速の車内で泣いてしまった

 

いまも鼻が詰まっていきがくるしい

あたまがまわらない

 

 

ほんとうは少し違うことが書きたかったのに

仕方がないのでそれは今度書くことにする

 

 

 

 

 

 

忘れて億劫になって

半年後くらいに全然違う投稿をするような気がする

ちょっとした危機

しょーもない話

 

 

昨日の夜寝る前に歯磨きをしていた

どういうわけだったか忘れたけれど昨日は気分が良くて

いつもより丁寧に歯を磨いていたうえに思いついた

「そうだ、今日はフロスも使おう」

 

 

ただの歯間ブラシだがフロスというとなんだかかっこいい気がするから不思議だ

 

小さい頃は毎日使っていた気がするが最近はすっかり忘れていた

なんせ面倒くさいから

 

 

 

歯間ブラシはどこまでやったか途中で見失うので

昨日はしっかり鏡をしながら臨んだ

 

 

 

 

まずは下の歯

右側の奥歯から始めた

 

 

 

ところどころ引っかかる個所もあり

「歯間ブラシも定期的にしなきゃな」なんて思いながら

順調に前歯を通過した

 

 

 

ところで私の下の左奥歯はひとつ銀歯になっている

銀歯になったときに歯医者から

「銀歯は普通の歯よりも虫歯リスクが高いのでしっかり磨くように」

と言われていた

 

 

 

 

だからその歯の両側もしっかり歯間ブラシを差し込んで抜いた

 

 

抜けない

 

抜けなくなった

銀歯と一番奥の歯の間に歯間ブラシを差し込んだら

そこから引き抜けなかった

 

 

どうやっても抜けない

右や左にずらしてみても

奥や手前にずらしてみても抜けない

 

そうこうしているうちに

前歯の歯ぐきから血が出てきた

 

 

 

冷静になって鏡を見てみると

血だらけで口の端にプラスチックが刺さった成人女性が満面の笑みである

もう笑うしかない

 

 

解決方法が見えていたから笑えたのかもしれない

とはいえ滑稽で仕方がなかった

 

どうして写真に残しておかなかったんだろう

 

 

 

結局口元を隠しながらはさみを取りに行き

歯間ブラシをずらして歯間ブラシのブラシ部分を切ることで事なきを得た

 

 

寝て起きるまで奥歯に銀歯初日のような違和感があった

 

 

 

 

 

レベル上げしたい

レベル上げしたい話

 

 

先々月くらいに年上の異性に弄ばれた

弄ばれたっていうと正直プライドが傷つくし

事前に危険を察知してうまく回避できたからちょっと違うと思うんだけど

 

それでもしっかりダメージ負ったしショックだったしむかついた

 

 

 

だからレベル上げすることにした

ゲームみたいに

 

 

「言い寄ってくる人間のレベルがあなたのレベル」とか

「人は同じレベルどうしでしかくっつかない」とか

そんな感じの格言が結構あるじゃん

 

今回のは通り魔というかもらい事故というか

どう考えても私悪くなくないし

あっちが勝手にダサいよねっていうものだったんだけど

 

あいつだったらイケる」って軽んじられたんなら癪だし

あんな奴と同じフィールドにいたくないなって思った

 

だったら上げてやろうじゃんあたしのレベルを

って方向に昇華してみる

 

 

思えば自分磨きとかって最近やってなかったし

停滞を何とも思ってなかったなって反省できたから

なんだかんだでうまく消化できそう

 

 

 

 

 

とはいえもう二度と味わいたくはないな

てめぇは一生そこにいやがれ

 

 

もう会うことはないだろうな

小さいころ

ずっと自分を小さいと思っている

いまだに「まだ子供だもん」と口走ってしまう

 

だけど自分が本当に小さかった時のことは

あまり思い出せない

 

 

でもノリノリでまつげを盛ってるとき思い出す

「お化粧なんてしなくていいと思うんだ

調子の悪いときにちょっと肌の色を整えるくらいで―。」

 

ハイブランドの靴を見てうっとりしてると思い出す

「ブランドものばかり身に着けてる人って下品だし信用できないと思うな

たぶん寂しいんだとも思う―。」

「ブランドの名前とあなたの顔、どっちを見せたいの。」

 

 

あの時の気持ちもわかる

でも今の私もおかしくないはず

たぶん、いや知らんけど。

 

50歳の私に聞いてみたいな

幸せかな、元気だといいな。

 

 

 

ブログって句読点と読点むずかしいね

二年ぶり

二年ほど前の話

 

 

スマホと財布を忘れた上に、バイトの締作業でひどく疲れていた。気がする。なんせ随分と前の話だ。

忘れかけていた下書きの続きを…と思ったら下書きごと消えていた。

 

 

バイト先から駅まではまぁ近い。そっから20分ほど電車に揺られて、最寄駅から実家は割と近い。だから待ち合わせの普通電車にのって座席にさえ座ってしまえば、しばらくは座っていればいい。七時間の立ち仕事の後には十分な休憩だ。スマホはないのでこのまま音楽でも聴いていっそ眠ってしまおうかなとぼーっとしていたら、大きなランドセルをカシャカシャいわせて小学生の女の子が二人、向かいの座席に座った。こんな疲れてるときにうるさくされたらいやだなと眉間が落ちたが、私がこの子らくらいの頃はこんな可愛くなかったな、なんて反省しながらイヤフォンの音量を上げた。

 

 

先発の特急電車に続いて、この電車もいつのまにか駅を出ていた。出発に気がつかないほど疲れていたらしい何はともあれ電車は次の駅に着いた。この駅で降りる人はそういない。またドアが閉まって滑らかに出発する筈。だったが確かここでアナウンスがあった。3つ手前の駅で事故があり、この電車を含め全ての車両が近くの駅で緊急停車した。復旧の目処は立っていない、振替輸送は調整中、らしい。

 

 

全くやれやれだぜ。

 

私はとにかく疲れている。一刻も早く風呂に入って寝たい。

 

だったらここでちんたら待つよりも振替輸送するであろう駅へ急いだほうが早い。幸いこの駅は比較的近くに他線の駅がある。頭の中で一度だけ利用した駅と周辺の地図を思い出す。舗装されてない道もあった気がするし街灯も無さそうで正直怖いが、ここは深く考えず早く帰宅することだけに脳を消費するのが得策だ。スマホの地図には頼れないが同じような人が少なからずいるだろう。そうと決まれば乗り遅れる前に改札だけでも出ておこうかー。

 

そこで前の座席の小学生が目に入った。

2人とも学習塾のバックを下げている。私程かは知らないが疲れてるだろうななんて思った。この状況で不安でないだろうかとも。

乗り合わせた乗客に動く気配がないので前の2人を観察しているとどうやらそれなりに困っているようだ。1人がもう1人に状況を説明しているが振替輸送を正しく言えてないところを見るに、やはりこの子も虚勢を張っているだけに見える。わかる。不安に呑み込まれないように虚勢に頼る感じがなんだかとても懐かしくて痛かった。どれだけ痛かったかは忘れたが、その痛みが私の偽善に触れたらしい。

 

車内アナウンスで振替輸送の開始が告げられると私は小学生2人に声をかけた。詳しく覚えてないが「2人で帰れるか」みたいなことだったと思う。我ながら優しくない。

防犯教育の賜物か2人は私を警戒して大丈夫と答えた気がする。私は私で大丈夫と言われたのでそのまま改札に向かった。ただ、なんとなく気になって自販機に寄るついでに再び車内を見ると窓から2人が手招きしてた。

 

(薄々感じてたけど回りくどすぎてしんどくなってきた)

めんどくさくなったので簡潔にすると

 

この後2人の両親に電話して駅まで車で迎えにきてもらった。

 

電話口で優しいお姉さんと紹介されたのが嬉しかった。

 

待ってる間に電車が少し動き始めた。

 

待ってる間寒かったのであったかいお茶を3本買ったがスマートに渡せなかったし、知らない人からお茶なんてもらったらダメだと思う。

 

時間はかかったけどどちらかの親御さんが車で駅まで迎えにきてくれた。

 

なんか羨ましかった。

 

次の電車はまぁまぁ遅かった。

 

 

やばい

やばい

 

この課題を提出しないと授業の単位が取れない。

 

この授業は必修科目であるから、単位が取れないと大学を卒業できない。

 

期限は数時間前。

 

遅刻は大幅な減点であるが、

遅れてでも出さなければ非常にまずい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、課題はできてはいるんだ。

ただ、提出方法がわからないだけで…

だからドラマは嫌だ

タイトルどおり私はドラマが苦手だ。

嫌いとかじゃない苦手なのだ、ドラマに限らず映画も本も。

 

 

 

 

 

今日は久しぶりに自宅で夕食を食べた。

久しぶりだったから忘れていた。避けようのないチャンネル争い。

 

他の人間はドラマを見ようと提案し、いつものように私はそれを却下した。

結局、バラエティ番組に落ち着いたが内心とても焦った。

 

わたしは、ドラマが苦手だ。理由はうまく言えない。

医療ドラマは楽だ、ご飯時に見ることができないと言えばいい。

問題はそれ以外。

 

なぜ、みたくないのか。これは、私自身も不思議だ。

予告編なんかは楽しく見ることができる。

むしろ、短い映像やコマーシャルを見て楽しみだこれは見逃せないと思う。

 

ただ、いざ本編が始まるとこれが見れない。

録画などしていざ見ようといわれてもなんだか気持ちが萎えてしまう。

 

考えられる理由はいくつかある。

 

ひとつは、導入が苦手。

ドラマの冒頭不自然に挿入される説明台詞や、視聴者のためだけに作られたシーンが苦手だ。なんだか申し訳なくなる。だれに?そんなものは知らない。

でもとにかく苦手だ。

だけどそれを、全部なくしちゃうと話は分からなくなっちゃう。その矛盾もヤダ。

 

ふたつめは嫉妬。

脈絡も何もないがわたしは、小説家になりたい。あるいは、絵本作家、または、脚本家。とにかく物語を作りたい。

だからすでに出来上がりつつあるストーリーに対して、自分でも知らないうちに勝負を挑んでしまうのかもしれない。ストーリーを楽しむ一方で続きの展開を予想してしまう。それで、勝手に疲弊してしまうのだからバカみたいだ。

 

 

 

だからドラマは嫌だ。

それなのに、今夜は見てしまった。それもいつのまにか夢中になっていた。

哀れだ。

 

気が付いたら馬鹿みたいに泣いていた。

 

だからドラマは嫌なんだ。

 

勝手に心の中に入り込んで、さんざん人の心をかき乱しておいて時間が来たらさっさと消えてしまう。決してそちらに連れて行ってはくれない。

 

だから嫌いなんだ。どうしたって、惹かれてしまう。なのに、